ミッショングローバル研修 | 共愛学園前橋国際大学 KYOAI GLOCAL PROJECT

2018年2月11日から25日まで『ミッショングローバル研修』を行うため、10名の学生がタイへ渡航いたしました。

『ミッショングローバル研修』とは、地元企業の英語圏でない海外拠点をベースとして、与えられた課題を日々解決していくPBL型研修です。
現地の言語で自己紹介できるようになるといった個人で実施するミッションから始まり、最後には現地で市場調査をして地元企業製品の現地でのプロモーション計画を立案するという課題にチームで取り組みます。

: タイへ出発！

: 行ってきます！

タイに到着後、まずはタイの学修として、事前オリエンテーションで各自計画したバンコク市内見学行動計画に基づいて、チームに分かれて行動しました。
タクシーの止め方、交渉など、慣れない土地での行動は思っていた以上にハプニングが多かったものの、学生たちは、途中、時間調整など行いながら、ほぼ計画通りに行動。
ホテルに到着後は、報告会、計画書の見直しと報告書の作成を行い、達成感を味わった１日となりました。

2月15日はバンコク〜サメット島へ。
バックパッカーに有名なカオサン通りから、バンに揺られ3時間半、サメット島行きの船乗り場のバンペー港に到着。
そこから、船に乗るために料金交渉をして、どの船で行くのかを検討してからチケットを購入し、船に乗り40分でサメット島に到着。
綺麗なビーチとリゾートのホテルで思いっきり楽しんだ後は、いろんな国のバックパッカーに紛れて、同じ道のりを帰りました。

2月16日。群馬のグローバル企業、現地法人SANDENタイランド様にて、早速、ファイナルミッションが出されました。

明日も他のプログラムがありますが、それと平行してミッションの解決に向けて動き出しました！

2月17日はタイの古都、アユタヤ世界遺跡見学。
17世紀初めに、ヨーロッパと東アジアの貿易都市として、繁栄したと言われています。
山田長政が活躍したことで、日本人にも所縁の深い都となっており、当時の日本人街の当時の様子も残されています。
戦争もありながら、700年の年月をこの仏塔は過ごしてきたこと、昔の建物が残されていることに感動です。

2月18日。タイのローカルマーケットにて、学生たちが日本から不用品を持参し、モノを売る体験をチームに分かれて行いました。
タイの人からモノを買う経験はありますが、売る体験はなかなかできません。
現地の方から値下げ交渉されたときは戸惑った様子を見せていましたが、徐々に慣れていき、なんと、全チーム完売でした！
売り上げの10,000バーツ（約33,400円）は、タイ王室のチュラポーン王女が設立したチュラポーン病院へ、共愛学園前橋国際大学より寄付させていただきました。

2月19日。ついに1st ミッション。9:00にオフィスに集合、個人で解決するミッションが出されました。
学生達は、個々にミッションクリアに向けて、バンコク市内に消えて行きました。
さぁ！何人が1st.ミッションクリアになるでしょうか？

2月20日。昨日のミッションは、2名がクリア！本日は、2ndミッションがチームに出されました。
タイの大学生の就職に関する意識調査ということで、大学生へのヒアリングを行うため、バンコク市内の大学数カ所へ行き、事前にチームで決めたアンケートを行いました。
16:00には、クライアントにプレゼンを行います！

2月21日。3rdミッション開始。タイの観光客が使用する、日本人経営のゲストハウスからのミッションで、私たちと同じ、観光客の方からヒアリングを行い、調査をします。
タイに来た当初は、英語を話すことに躊躇してましたが、今では、観光客の方に自ら話しかけています。
時には冗談を言って、笑って話す姿も見られました。

2月22日。今日の4th ミッションは、あの、シュークリームで有名な『ビアードパパ』様からのミッション。【タイの方への新商品の提案をせよ！】
プレゼンのストーリー作り、アイデア出し、ヒアリング、競合調査などを行い、各チーム、ビアードパパの方にご提案を行い、1チームがミッションクリアとなり、1商品が企画会議に出される事になりました！
近いうち、タイで販売されるかもしれません！！販売が決定したら、お知らせします。

2月24日。ファイナルミッション。
SANDENタイランド様からお題を頂き、この1週間、日々のミッションと、マルチタスクで解決に向かって、今日まで走ってきました。
学生は、疲れていながらも最後のパワーを振り絞ってプレゼンに臨みました。
2チームは条件付ではあったものの、3チーム全てがミッションクリアとなりました！
難易度の高いミッションでしたが「非常に良いアイデアと、調査、プレゼンだった」と評価を頂きました。
学生のみなさん、大変頑張りました！！これから、日本に帰ってブラッシュアップを行い、サンデンホールディングス（株）様での最終報告会が待ってます。

2月25日。愛着のあるバンコク、最終日となりました。
汗をかきながら調査に走り回っていたおかげで、バンコクの物価・地理に詳しくなった学生は、自分ルールができているようで、計画を立て、行きたい所に各グループ出かけました。
海外で「行かされる、連れていってもらう」のではなく、「行きたい」所に行くという能動的な行動になった学生の成長を見ていると、微笑ましいとしか言いようがありません。