Forum for our Future


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共愛学園前橋国際大学での学びやキャンパスライフを学生たちはどのように感じているのでしょう。
「ちょっと大変だけれど実力のつく大学」とはどういうことなのか、「グローバル人材育成推進事業」にどのようなことを期待しているのか、ここでの学びを通してどのような力を身につけているのか、そして、それぞれが描く未来とは―
未来へ向けた学生たちのフォーラムが開催されました。

 

「ちょっとたいへんだけれど実力のつく大学」

大森副学長 このキャッチフレーズ、みんなはどう感じている?
S.K. うちの大学は、確かにちょっと大変かもしれませんね。
T.O. たとえば、グループワークをしながらプレゼンテーションをするような授業が結構あって、みんなの意見をまとめたりするのは大変だけど、面白いです。
M.U. 授業もそうだし、活動でもやりたいことは全部できる。だから、大変だけど力になるんだと思う。
T.O. そうですね。いろんなチャンスがある大学だから、自分がチャレンジするかどうかで学生生活が変わってくると思います。
K.K. 自分から動けば、学生生活は面白くなるよね。頑張っている人が周りにいっぱいいるから、自分も「しよう!」って思えるし、その経験は社会に出ても絶対に役に立つと思う。
M.U. 学外の活動に参加したとき、「共愛の学生って頑張ってるよね」って言われたことがすごく嬉しかった。
K.K. そうだね。あと、KYOAI COMMONSをぜひ使ってほしい。この校舎は使い方次第で本当に可能性が広がると思う。
大森副学長 うちの大学のカリキュラムは先進的だって言われることが多いんだ。主体的な学びのための授業やプロジェクトがたくさんあるからね。KYOAI COMMONSもそのために全国に先駆けてできたんだよね。
T.P. うちの大学は必ず学生を評価してくれる。だからこそ、すごく頑張れる。全国の人に、こういう大学があるってことを知ってほしい。
M.U.・K.K. うんうん!
大森副学長 学生時代に様々な経験をした人は視野が広くて、色々な考え方の違いを踏まえて関係を築ける。それは、どんな仕事に就こうと、どんな人生を歩もうと必要になってくる力、未来を切り開いてくれる力になると思うよ。
S.K. この大学に入れば、人生や物の見方が変わると思います。僕も入学時とは全然違って、視野の広げ方とか、自分から飛び込んでいくこととか、人のつながりもそうだし、考えることが多くなりました。

「グローバル人材育成推進事業」

大森副学長 ところで、本学はグローバル人材育成推進事業の全国42拠点大学の一つに選ばれて、さらに色々なプロジェクトがスタートするね。
M.U. おもしろそうです!絶対に参加したいよね。
T.P.・K.K. 参加したい!
M.U. 私は今、海外のインターンシップにとても興味があります。
K.K. 自分の英語が仕事でどれくら使えるのか試してみたい。だから私も、海外インターンシップにチャレンジしたいです。
T.P. 私が気になるのは、副専攻でスタートする英語だけで展開される授業。企業の方と一緒にアクティブラーニングするのなら、ビジネスに関するリアルな刺激ももらえるし、将来にもつながるんじゃないかな。
大森副学長 これまでも、みんなはそれぞれ、色々なグローバル体験を重ねてきたよね?
M.U. はい。私は2年生のときにアメリカに留学しました。現地の友達を作ったり、自分一人で企画して旅をしたり。英語だけじゃなくて、いろいろな力がついたと感じています。それに、留学を通して、日本を客観的に見ることができました。
T.O. 僕は海外に旅行したとき、そこでたくさんの日本企業が海外に進出していることや、日本の商品名が現地の言葉に翻訳されているのを見て、グローバル化ってこういうことなんだなと感じました。
S.K. なるほど。僕はまだ海外に行ったことがないけど、グローバルってそういう意味では身近なことでもあるんですね。
K.K. 私は、留学先でも地域の小さなコミュニテの中でボランティアをしました。私にとってはグローバルでも、そこにはちゃんとローカルなコミュニティだあることを知れた経験がすごく良かった。地域の人たちと一緒に活動することで自分が成長できたなって思います。
T.P. 私は日本人ではないので、そういう意味でもグローバルの意識は強いと思います。子供たちの英語キャンプに参加しているんですけど、自分がグローバル人材を育成することに関わっていると感じられることも嬉しいです。
大森副学長  今回のプロジェクトで本学が掲げたのは「グローカルリーダーの育成」(Glocal=Global+Local)。それは、地域の中で活躍しながら、その地域と世界をつなげるような人材になること。そのためには、主体性とか積極性、チームワーク力などを身に付けてほしい。それは国内で、地域の中で活躍する のにも必要な力だよね。みんなの学内での、地域での、海外での経験や学びは、まさにそういう力を高めているよね。

「それぞれの未来」

大森副学長 みんなはどんな未来を描いているのかな。
S.K. 僕はこれからニュージーランドに留学します。でも留学だけじゃなくて、やれることがあったら何にでも挑戦してみたい。
T.O. 僕も、オーストラリア留学に行くのが今から楽しみです。
大森副学長 4年生は、卒業後どうするの?
K.K. 仕事で海外に行きたいです。遠い知らない土地で自分を成長させる楽しさを知ってから、また行きたいと思うようになったので、次は海外で仕事をすることが目標です。
T.P. 私はどちらかといえば、日本のために働きたいと思っています。この大学での様々な経験を通して自分の中に「基礎」ができたと思うので、例えば途上国や新興国と日本をつなげることに貢献できたら、と思います。
M.U.  私は、今まで教職や児童英語などの学びを深めてきました。昨年末に、英語が母語じゃない子どもたちの教師をしている留学時のホストマザーを訪ねて、英語を 教える体験をさせてもらったんですよ。子どもたちは私を先生として見てくれて、感動しました。だから将来は、言語や文化を伝えられる人になりたいと思いま す。
大森副学長 グローカルという観点から言えば、どこにいるかということはあまり関係ないかもしれない ね。どこにいても、そこにはローカルコミュニティがあり、そしてそこはグローバルコミュニティの一部でもある。この大学でいろんなことにチャレンジしたみんなが、国内でも、海外でも、それぞれの場所で、それぞれの未来を輝かせてくれると信じているよ。

写真左から
T.O.さん 国際コース3年
K.K.さん 英語コース4年
大森昭生教授 共愛学園前橋国際大学副学長 グローバル人材育成推進事業実施責任者
M.U.さん 英語コース4年
T.P.さん 英語コース4年
S.K.さん 英語コース2年