謝志海 共愛学園前橋国際大学講師

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私の考えるグローバル人材とは

私の考えるグローバル人材とは?これはまさに私が日々の授業で教えている事ですが、まずはグローバルな視野を持つ事です。これはどこにいてもできると確信しています。具体的には、常に世界の変動やグローバル・トレンドに関心を持ち、グローバル問題を考えないといけません。授業では学生たちにグローバル社会や多文化等について講義し、ディスカッションしてもらいます。世界での出来事に自分の考えを持ち、それをクラスで発表、共有することが大事です。

グローバル人材になるには、英語をはじめとする外国語の取得と異文化に関する知識が欠かせません。異文化交流はグローバル社会におけるコミュニケーションの基本パターンになっているので、語学力を活かしながら異文化とのコミュニケーション能力が大切です。相手のことを理解し、自分の意見をしっかり伝えられるよう英語でのコミュニケーション能力を磨かないといけません。

さらに、グローバル人材になるために実際に海外に行ってみて自分の肌で世界を体験し、交流の輪を広げることも必要です。私自身も留学生として日本に初めて来ましたが、日本人だけでなく、世界各国からの留学生との交流で、視野が広がり、自然とグローバルに物事を考えるようになれました。一歩踏み出すと、人生が変わることを留学を通じて経験しました。ですので、若いうちに世界とふれあうチャンスを見逃さないで欲しいと思います。その経験は必ずある日自分にとって役立つと私は信じています。

謝 志海(シャ シカイ)
共愛学園前橋国際大学講師

<主な経歴>
北京大学大学院国際関係学博士後期課程修了
早稲田大学大学院博士課程(北京大学・早稲田大学ジョイントプログラム)
日本国際交流基金研究フェロー
アジア開発銀行研究所リサーチ・アソシエート