学生レポート

オーストラリア短期研修

教師を目指してこの経験を還元したい!

F.H.さん 児童教育コース2年(研修参加時) ボンド大学6週間 2015年2月6日から3月21日
このプログラムで語学研修に行けたことは非常に有意義でした。私が行ったボンド大学の先生やスタッフの方々は皆優しく親身になって学習面、生活面で支えてくれました。日本で学んできた英語の授業と比較してみると、自由度が高くアクティビティの中で英語を学んでいく形式を多く取り入れていました。同じ授業やクラスの中でも何度も席替えを行い様々な国籍の生徒とコミュニケーションをとれる工夫がありました。また、有名な歌を聴いて英語の歌詞について自由に考察してみたり、すごろく形式で自分の経験を話すゲームがあったり、英語を1日やっていても飽きずに学べました。
語学力において最も大きく成果がでたと思える部分はリスニングについてです。授業やホームステイ先に帰った後は英語を使ってコミュニケーションをとらなければいけない状況に置かれたので、相手の言っていることを聞き取ろうと何度も聞き直したり、意識的に耳を傾けるようになりました。完全にではないですが、留学当初よりも人の話を聞き取れるようになったと感じます。また、自らの言いたいことを英語で伝えることは想像以上に難しかったです。ごく簡単な単語や言い回しは使えるようになりました。しかし日本語で考えた時に、それをどのように英語で表現するかわからず、発言することができないことが多々ありました。

カンガルーと一緒に

カンガルーと一緒に

研修を通して学んだこと
私は将来英語の教師になることを目指しているので、言語、異文化の中での経験を還元していきたいと思っています。具体的に言語面に関しては、実際にその地域で使われる英語はどのような使われ方をしているのかを学びました。そのことによって、日本で英語を勉強する時に何が足りないのかに気づくことができると思います。また、その地域特有の言葉や表現を学んで、一概に英語といっても文化を含んだ英語であることを強く感じました。そのため、単純に言葉を学ぶだけではなく言葉を含んだ生活や、その土地の特徴を学ぶことが大切だということを伝えていきたいと思います。