学生レポート

1から学べるキョンヒ大学韓国語研修

M.I.さん 国際コース1年(研修参加時) 研修期間:2015年8月31日~9月19日

はじめに

8月31日から9月19日までの3週間、キョンヒ大学に留学へ行った。私の留学目的は、ハングル語の上達、異文化理解、現地の学生との交流のためである。元々、韓国の文化や韓流芸能人が好きであったため韓国に対して興味を持っていた。だから韓国に行く前に、日本でハングル語の勉強をしていた。

キョンヒ大学での生活

まず韓国に着いて1日ゆっくり過ごしたあと、9月1日にクラス分け学力テストを行った。私は、ハングル語が読めない、書けないであったため、まず問題提示がハングルで書かれているテストが読めないため初級クラスになった。私のクラスはハングルを1から教えてくれる為、読めない、書けない私にとって、とても適したクラスであった。授業は9時から始まり、週に二回文化特講があり、18時に終わるが、通常授業の日は13時で1限から4限まである。1限は文法を学ぶ。日本語の文法と似ていてとても分かりやすい。だが、たくさん学んでいくうちに使い分けにとても苦労した。2限はハングル語の書きを学んだ。日本語の「あかさたなはまやらわ」と同じでハングル語にも「かなたらまぱさあちゃ」というのがありこれがハングル語の基本となる。日本語ととても似ている部分があり覚えやすかった。3、4限は基本的な日常会話の練習を学んだ。はじめは自己紹介や簡単な挨拶などから始まり、だんだんと難しくなっていき最後にはメニューの注文の仕方の表現や地下鉄の電車の聞き方などを学んだ。そして、それをハングル語で書いたり、暗記して日常的に使えるようになるため何度も練習した。授業内容はどんどん難しくなっていき一回の授業ではなかなか取得できず、文化特講がないほとんどの日は、カフェに行きその日復習を行うなどして毎日の授業に取り組んだ。平日のほぼ毎日カフェに行き、単語の読み書きをして暗記をし、実際に、カフェで一人で注文をしたりと、実践的に覚えたことを使い学校にいない時間もハングル語上達のため勉強に励んだ。そして、週に二回文化特講があり、現地の文化に触れるため、韓国の音楽を聴いたり、韓国ドラマや映画を見たりした。知っている音楽が流れたこともあり、とても楽しかった。また、チマチョゴリを折り紙で折った。さらに、韓国でのルールやマナーを学ぶことができ、とても勉強になった。韓国での生活に役にたった。そして、民族村やソウルタワーや韓国国立美術館などにも行った。初めて行ったソウルタワーはとても高く上から眺める景色はとても感動的だった。民族村では韓国の昔の建物や家などを見ることができた。そして、農学、綱渡り、馬上武芸なども少しみることができとても感動した。

語学研修でのハングルの上達

私は、毎日はじめて聞いた単語や知らない単語をケータイにメモを取った。そして寮に帰って意味を調べたりトウミ(現地の学生)に発音を聞いたりした。そして、平日のほぼ毎日カフェに行きハングルの勉強をした。韓国に行った当初はハングルも読めず、街の看板すら読むことができなかった。しかし、3週間たった今では街中にある看板の文字がほぼ読めるようになった。そして、日本語でいう「あいうえお」すら書けなかったのが今では全部覚え、書けるようになった。さらに3週間という短い期間ではあったが、その3週間で耳がなれ韓国人が話す特徴やよく使うフレーズなどが、なんとなくわかるようになった。それでも、流暢に早くしゃべられると何を言っているのか分からなくなってしまったことが多かった。何度もまだまだ勉強が必要だと感じた。そのたび何度も悔しいという気持ちが沸いた。そしてさらに「がんばろう!」と思えた。

おわりに

今回この韓国語語学研修を終え、大きな成長ができたと感じた。まず、語学力の向上に関しては、自分でも驚くくらい上達したと感じた。そして、韓国で生活して人間的にも成長できたと感じる。何でもひとりで問題を解決しないといけない為、誰にも頼ることができない状態で生活したため、ひとりで物事を考え、解決する能力がついた。そして、韓国語を学修していく上で、何度も現地の人とコミュニケーションがとれず落ち込んだときがあった。うまく韓国語を話せない自分に腹が立ち何度も壁にぶつかった。そのたび、悔しいという気持ちがわき頑張ろう!さらに頑張ろう!!という気になった。そういった出来事やこういった感情のおかげで、今とても厳しくストイックな自分になれた。そして意思が強くなったと感じた。これからは、さらなる韓国語の上達に向け勉強していきたいと思った。これからも韓国の様々な文化や日本とのちがいなどもたくさん知っていきたいと思った。まずは、韓国語検定合格を目標に、それに向け勉強していき、将来は多くの国籍の違う方々と接することができ、韓国語生かせる職業につきたいという夢の実現に向け日々学修していきたい。