S.Y.さん 2011年卒業生

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ネイティブの先生にどんどん話しかけて磨いた英語力。

ブラジルで生まれ育ち、11歳のときに来日。日本語は全然話せなくて、一から勉強した。
ポルトガル語、英語、日本語、すべて違うから俺は言葉が好きなのかもしれない。

各言語には独自の感情があるんですよ。俺にとって、日本語はちょっと「かたい」もの。英語は「楽しい」というイメージ、そしてポルトガル語は「楽で話しやすい」。俺だけじゃなく、英語やポルトガル語を話す人は皆そう言いますね。だからこそ語学は面白いんですよ。在学中はTOEICが945点まで伸びましたが、勉強の成果というよりは学内でネイティブの先生と話していた経験が大きいと思います。日常会話でも勉強になるんですよ。

現在は、海外の機械の買い付けやマニュアルの翻訳を行う仕事をしています。入社2年でアメリカ、イタリア、フランス出張を経験しました。今は言葉が話せるという力しかないけれど、これからは技術面でも知識をつけて、様々なタイプの仕事をこなせる人になりたいですね。そしていつかは、小さい頃からの夢だった通訳も目指したいと思います。

偏差値や学歴じゃなく、自分の実力の有無でもなく、大事なのは自信を持っているかどうかだと思います。俺は就職したとき、英語に関しては自信があったけど、他のスキルは結構不安でした。だけど、自信があるように堂々とやってみれば、何でも不思議とうまくいくんですよ。学生のうちに気付いていれば、もっといろんなことを楽しめたんじゃないかと思うほど。だからみんなも、何でも自信を持ってやってみてほしい。そうすれば、きっとうまくいくと思います。

S.Y.さん
英語コース2011年3月卒業
P&Gジャパン株式会社勤務