文部科学省「グローバル人材育成推進事業」に本学の取組が採択

文部科学省の「グローバル人材育成推進事業」の選定結果が9月24日に発表され、本学が申請した取組が「タイプB:特色型」に採択されました。
この事業は、「若い世代の「内向き志向」を克服し、国際的な産業競争力の向上や国と国の絆の強化の基盤として、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍で きる人材の育成を図るべく、大学教育のグローバル化を目的とした体制整備を推進する事業に対して重点的に財政支援することを目的としています(文部科学省 HP)。」
全国の大学から152件の申請があり、本学も含め42件が採択されました。群馬県内では本学のみ、北関東・甲信越・東北・北海道地方において私立大学の採択は本学のみでした。

※本事業についてはhttp://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/09/attach/1326084.htm

※採択大学一覧はhttp://www.jsps.go.jp/j-gjinzai/kekka.html

本学は、共愛学園の124年にわたるキリスト教教育と国際教育の伝統を基盤に、これまでも少人数語学教育、海外留学の充実等グローバル人材育成に 取り組むと同時に、地域共生(連携)を推進してまいりました。また、アクティブラーニングの充実等により学生の社会人力養成にも注力してきました。加え て、少子化時代の地方小規模大学でありながら毎年入学定員を満たし安定した運営を行っていることから各方面よりご注目を頂いているところです。
これらのことを背景として、本事業では「次世代の地域社会を牽引するグローカルリーダーの育成」を目的とし、次の取組を展開する予定です。(※グローカル:glocal=global+local)

●特色となる取組

■地域連携によるグローカル人材育成:地域企業、教育委員会等との連携を構築し、海外インターンシップ等によるグローバル社会人力を養成します。

■Global Career Training副専攻の開設: インターネットを活用した1対1英語コミュニケーション学修プログラムやGlobal Leadershipなど全て英語で行われる授業を含む科目群を副専攻として開設し、学生のグローバル力の涵養を図ると共に、社会人の受講も歓迎し地域の グローバル力の向上をめざします。

●基盤となる取組

■単位制度の一層の実質化:アクティブラーニング等を更に充実させ、学びの質を深めます。

■語学教育の一層の充実:1対1英語コミュニケーション学修や英語で行う授業などで更に充実した語学教育を展開します。

●国際交流を促進する取組

■海外留学を支援する取組:海外留学奨学金の充実、提携大学の拡充、留学サポート体制の充実を通し、現在約半数である海外留学経験者を6割まで増やします。

本学の取組は、地域と地方大学の連携により、地域に必要なグローバル人材を養成するモデルとなるものと自負しております。事業が開始されましたら、詳細は特設WEB等でご紹介する予定です。

本事業に関するお問い合わせ
共愛学園前橋国際大学 グローバル人材育成推進事業 実施責任者
国際社会学部長 大森昭生