学生レポート

ブルガリア研修

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海外から見た「日本のあり方・文化」を再認識

S.M.さん 心理コース2年(研修参加時) 研修期間:2015年3月13日から3月31日
今回の研修は初めての海外経験であり、見るものすべてが新鮮でとても刺激を受けました。首都のソフィア、古都と称されるヴェリコ・タルノヴォ、古民家が多く残るアルバナシ村、薔薇などの名産品の産地であるカザンラクなどの主要都市や地域を巡ることで、ブルガリアの歴史と文化に直接触れることができたとても有意義なプログラムだったと思います。また、博物館や世界遺産などの他にも、ショッピングモールやスーパーマーケットなど現代のブルガリアの生活、食文化について知ることが出来たのも大きな成果でした。更に、プログラムに設けられたフリータイムで現地の学生たちとお互いの趣味、食べ物、ファッション、国民性、歴史と文化、言語についてなど様々なディスカッションを自由に行えたことで、自分の興味関心に基づく意欲的な学習と、今回の一番の目的であった文化交流が果たせたと思います。現地の小中高一貫校に訪問し、ブルガリアの一般的な授業風景や学校設備を見ることが出来たのも良い経験でした。現地の学生(日本語学科の学生)へ簡単な挨拶や自己紹介を現地の言葉ですることで会話のきっかけを作ったり、買い物などの日常生活において軽いやり取りができるようになりました。また、博物館などのインフォメーションやレストランなどで英語を使う場面が多く、外国語を話すことへの気恥ずかしさが減り、実用的な語学力が身についたのと同時に物事への積極性が増したようと思います。また、学生との数多くのディスカッションを通して、自分の考えや物事を具体的に説明する能力と異文化への理解の姿勢が身に付きました。

タルノヴォ大学生と小旅行

タルノヴォ大学生と小旅行

博物館を見学

国立歴史博物館を見学

 

 

 

 

 

 

研修を通して感じたこと
以前は「海外研修」に対して不安感や敷居の高さを感じていたのですが、今回の研修を通してやはり現地に行かなければわからないことがあるのだと強く実感しました。また、新しいことを知る喜びや異文化交流の楽しさと難しさを知り、自分の視野が大きく広がったように思います。今回身に着けた異文化への姿勢を、海外のみならず日常生活や学習面においての「人の意見を意欲的に取り入れる姿勢」「自分の意見を積極的に発信する姿勢」として活かしていきたいです。