地域と世界をつなぐ人材を。
共愛学園前橋国際大学では、開学以来、世界的な視野を持ち、地域で活躍できる人材の育成に取り組んできました。今回採択された文部科学省の「グローバル人材育成推進事業」は本学が目指してきた方向性と一致しており、これまでの教育が認められたことが採択につながったのだと感じております。事業採択により、本学の取り組みはさらに加速し、ステップアップすることでしょう。
本事業においては、地方の大学がやる、ということに意義があります。インターネットの普及でいつでも、どこでも海外とつながることができるようになりましたし、国際的な視野を持った人材を育てるのは、どの地域でも可能です。
本学の学生は8割が県内出身者で、そのうち7割が県内に就職しています。だからこそ、大学と地域とのつながりは欠かせません。そこで、地域に根ざしながら地域と世界をつなぎ、地域を引っ張っていく「グローカルリーダー」を育てることを目標に揚げました。
また、本学が位置する群馬県は、もともと国際的な機運が高い場所です。県内には多くの外国籍の方が住んでおり、地域ぐるみでの国際化を目ざす必要性があると考えております。事業を通じて学内だけでなく、地域、さらには県全体の国際化を進める一助になれば幸いです。
大森昭生
共愛学園前橋国際大学 副学長
(グローバル人材育成推進事業実施責任者)