中国・西北大学への交換留学に参加した学生からの最後のレポートです!
A.O.さん 国際コース2年 西北大学交換留学(中国・西安)
2014年1月 1日 天気:晴れ 気温:10度
初めて海外での年越し、非常にいい思い出となりました。紅歌合戦を日本人留学生8人で見ました。日本時間と中国時間2回共に0時になった瞬間みんなでジャンプし、その後赤い紙風船に願い事を書いて火を中につけて飛ばしました。本当にこの人達に会えて、留学に来て良かったと思います。家族とこんなに離れて過ごしたのは初めてで、日本にいる友達もどうしているのかなといつも気になります。
?2014月1月6日 天気:曇り、濃霧 気温:7度
成人式には出られないと諦めていました。しかし、それを知った先輩方が仮の成人式を考え、このような場で開いてくれました。成人式は振袖を着るのが普通です。しかし振袖を持ってくるわけにもいかないので、代わりに中国の伝統衣装であるチャイナドレスを着て仮の成人式を行いました。チャイナドレスを着るのに最初は恥ずかしかったのですが、友達と一緒に着られて嬉しかったです。そしてこの企画を考えて実行していただいた先輩方には本当に深く感謝したいです。
2014年1月16?22日 天気:曇り、晴れ 気温:15度
四川省にある中心都市、成都に旅行してきました。四川料理は非常に辛い料理で有名であり、また成都は三国志の聖地としても有名な場所です。有名なパンダ育成所もあり、観光地としても栄えています。驚いたのは日本人に会う確立が高く、また日本企業が多く進出している事実です。西安に日本人・企業が少ないのをあらためて実感した旅行でした。旅行に行くのはお金も時間もかかります。しかし、実際に行かないと分からない驚きもたくさんあります。ぜひ西安だけでなく、様々な場所を旅することをお勧めします。
2014年1月30日 天気:曇り 気温:14度
たき火で焼き芋を焼いて食べました。日本人留学生の先輩が落ちている木を拾い集めて来て焼いてくれたもので非常においしかったです。その後、国際交流学院主催の留学生を集めての旧正月を祝うイベントが行われました。餃子やお菓子を食べて記念写真を撮って談話をしました。最初は何をしていいのか戸惑いましたが、みんな旅行に行っていると思っていたので、留学生がまだこんなに西安にいるとは思ってもいなかったからです。みんな中国語が上手くてまた3月に始まる授業についていけるかどうか不安です。
2014年2月14日 天気:曇り 気温:−11?2度
旧正月から15日目に中国では日本でいう提灯をつるしてお祝いをします。そこで留学生仲間である友達と一緒に見に行くことにしました。留学生は韓国、フィリピン、ウクライナの人たちです。本当は大雁塔のほうがたくさん提灯の明かりがあって綺麗だということを後から聞いてショックでしたが、今まで話せなかった人ともこれがきっかけで話すようになり非常に嬉しかったです。夜には気温は零下を下回っていて、帰るときには雪が降りました。西安の寒さは群馬とは比べ物にならないと思います。日本の雪も見たくなりました。
2014年2月16?19日 天気:晴れ、雨 気温:−11度
中国国内での最後の旅行として選んだ場所は西安から一番近い観光地である洛陽です。友達の実家が洛陽にあるため観光案内と共に泊まらせてもらいました。世界文化遺産で有名な龍門石窟も見ることが出来て感動しました。しかし日本との戦争の時に無残に壊されたものもいくつかあり、それを見た時もったいないなと残念な気持ちと悲しさが出てきました。当たり前ですが日本を出て行く時いつも歴史を見て考えなくてはいけません。それがどんなに目を背けたくなる事実だったとしてもしっかり見て考えて伝えていくべきです。
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