学生レポート

アジア異文化研修(タイ)

海外に出て、日本のよさを改めて感じた。

国際コース1年 M.W.さん
タイ・バンコク、タマサート大学 8日間

初めての海外だったため、生活面や習慣などを事前にMisato Watanabe2調べた。特に生活面で不便だと感じたことはトイレや水に関してである。トイレは現地では紙がないことが普通だったのでティッシュは肌身離さずに持ち歩いた。水はうっかりすると普段のように水道水を飲んでしまうので、ミネラルウォーターも常に持ち歩いた。自分が一番気をつけたことは貴重品の管理で、鍵をかけることや人前で財布を開けないなど徹底していたので何も被害がなく帰国できた。日本にいるときに自分たちがどれだけ環境の整ったところで生活していたかがよく分かった。また、現地の大学生と交流したが歌や日本のアニメに関しては初対面でもとても盛り上がり、世界共通であることを改めて感じた。現地高校生との交流では高校生の元気さに圧倒された。とても日本語が上手く、たくさんの質問をしてくれてお互い知ることができた。たったの数時間であったが高校生との距離がぐっと縮まった。タマサート大学内で行われた、タイの伝統舞踊は優美かと思えば激しい戦いをするなどいつまで見ていても飽きず、感動した。タイ料理教室は王宮でしか出ないという珍しい食べ物やタイではポピュラーなトムヤムクンを作るなどして伝統料理を体験できたのでとても充実していた。

研修で学んだこと
外国語を話すことに対して、行く前よりも怖いと感じなくなった。町に出ればタイ語が飛び交っているため、英語・タイ語の両方を生で聞き学ぶことができた。苦労したのは、なまりがあることだ。観光地のため、現地の人も大体英語で通じるのだが自分が今まで聞いてきた英語と現地の人の英語はかなり違っていたので聞き取ることに一苦労した。また、自分の話す英語も伝わらないときは必死にジェスチャーを使って伝えることができた。今回の研修で、ためらわずに外国語を話す力がついたと感じる。
今回の研修で自分の語学力がまだまだ足りないと痛感した。特に英語はこれからもっと必要になってくるので、日本にいても常に英語にふれていたい。国や地域によって価値観や習慣が違うことを知り、日本の良さを再認識することができた。今後も習慣の違いについて調べたいし、地域格差についても学習していこうと思う。今回の経験を活かして、次回海外研修に行く際はさらに長い期間で英語力を磨きに行こうと思う。