授業で学んだ英国の歴史ある雰囲気を体感。
ロンドン研修(イギリス・ロンドン)
研修期間 2012年2月 1週間
Y.Iさん 情報・経営コース4年
今回、私はイギリスの歴史に興味があり、研修旅行に参加しました。自由行動では主に、イギリスの歴史について学ぶことができる博物館を中心に見学しました。終日自由行動の1日目では、ロンドン塔、ロンドン博物館、テンプル騎士団イングランド本部として建てられたテンプル教会に行きました。ロンドン塔は数多くの囚人が入獄していた監獄であり、王家の家でもありました。ロンドン塔内には、中世の王室のベッドルームが再現されていました。ロンドン博物館では、ローマ時代、中世、近世、現代のロンドンの発展と生活の歴史を学びました。18世紀後半の衣装を展示しているスペースを楽しみにしていましたが、照明が暗く、はっきりとデザインや色合いを確認することができず残念でした。テンプル教会は臨時休業だったため、中に入ることができず外観を眺めるだけでした。
2日目では、大英博物館、キングクロス駅、ベーカー街に行きました。大英博物館で一般公開されている展示物は1%であり、残りの99%は一般公開されていないそうです。1%と言いつつもその数は膨大であり、改装中で見ることができないゾーンもありましたが、早足で見ても3時間以上かかりました。ゆっくりと説明文を読み、見ていたら1日かかっても見ることはできないと改めて感じました。
3日目では、バッキンガム宮殿に行き、衛兵交代を見ました。2時間前に到着したので、最前列を確保することができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。ただ、場所をとる所を失敗してしまい、一部見られない場面があり、もっと下調べをして臨むべきだったと反省しています。
4日目では、国立陸軍博物館に行きました。1415年から現代までのイギリスの戦争に関する資料などを展示していました。この博物館では、戦争を通じてイギリスの歴史を学ぶことができました。展示されている蝋人形が非常にリアルで、人間かと見間違えてしまうほどでした。また、展示されている軍服はどれも実際に使用したもののようで、ところどころに傷や泥がついていました。
初めて海外旅行ということで、たくさんの方に迷惑をおかけしましたが、無事私が日本に帰国できたのは、先生や他の参加学生のおかげだと思います。また、日本ではできなかった経験ができ、非常に感謝しています。ありがとうございました。
この経験が就職活動にも役立ち、無事内定を得ることができました。これからも色々なことに興味を持ち、頑張っていきたいと考えています。
■ ロンドン研修の概要 ■ 「西洋史概説」で学んだ英国ロンドンの歴史ある雰囲気を実際に体験し、また近代的な国際都市としてのロンドンを訪ねます。 ロンドンの様々な歴史的建造物、博物館、美術館を調査することで、学生は卒論の材料・資料を収集することができます。 |