イギリスでの1か月
「国際コース学生 2年」
「イギリス短期語学研修」というプログラムを通して初めてイギリスに行くことができた。今までオーストラリアとベトナムに行ったことがありそこでの経験があったため、あまり心配することなく行くことができた。このレポートでは、ホームステイ先、語学学校、ブライトン、休日に行った場所、について述べる。
ホームステイ先
私がお世話になったホームステイ先は、学校からバスで30分弱離れている静かな住宅地にある大きな家だった。ホストファミリーは、イギリスに長く住んでいるイラン人夫婦で、この家でホームステイをしていたのは私だけでなく、同じ学校に通ったチリからの留学生、日本人の男子、1週間だけイタリアから4人の高校生が滞在した。私以外の全員が男性だったため肩身が狭く感じることもあったがみんな仲良くしてくれたため楽しく過ごすことができた。
イラン人ホストマザーが作ってくれた料理は全ておいしく、家での食べ物に困ることは全くなかった。ホストマザーがお米好きということから、たくさんお米も食べることができた。夕食の後はホストマザーと留学生とたくさん会話を楽しんだ。ここでたくさん英語の練習をして、ボロボロながらも自分の言いたいことを頑張って言うことができるようになった。
ホストファミリーは、帰宅時間や私たちの行動に制限を設けることはなく好きに過ごさせてくれた。買い物をした後は「何を買ったの?」と聞かれたり、「良いもの買ったね」など声をかけたりしてくれた。また、困ったこと、分からないことがあった際には何でも教えてくれたし、助けてくれた。また、マスク、アルコールジェルがなかなか手に入らない中での対策まで教えてくれた。とても恵まれた家で過ごすことができた。
語学学校
語学学校は、ブライトンの中でも中心に近いところにあり、学校がものすごくおしゃれだった。先生2,3人に生徒は10人くらいと小規模の学校だった。シャイと言われる日本人でもたくさん発言できる環境で授業はとても楽しかった。授業は、午前は少し難しい文法の授業を2コマ、午後は簡単な授業を1コマ受けた。
午前の授業は、意思疎通が問題なくできる人対象のレベルだった。韓国、タイ、チリ、アルゼンチン、トルコ、ドイツからの留学生と同じクラスだった。年齢はみんな私より上だったがいづらいこともあまりなく、みんな優しく接してくれた。午前の授業のレベルは私からしたら少し高くついていくのに必死だった。わからないことがあれば周りの留学生がすぐに助けてくれた。おかげで授業になんとかついていくことができ、私の英語をだいぶ向上させることができた。大変だったがきちんと成果を得ることができたと感じている。
午後の授業はタイ、ベネズエラ出身の留学生と一緒に授業を受けた。人数は4人ですごく発言をしやすい授業だった。このクラスのレベルは私のレベルからしたら低く感じたが、基礎がボロボロだった私にとっては基礎を固めるために必要な授業であった。
学校の友達はみんな優しく遊びに誘ってくれた。しかし、お酒に強い方々が多く毎日のようにパブやクラブに誘われたが、お酒を全く飲まない私からしたら苦痛であった。これ以外はすごく楽しく学校生活を送ることができた。
ブライトン
私が滞在した町はロンドンから1時間くらい南にある港町だった。田舎ではなく、都会過ぎずとても過ごしやすかった。平日はバスが10分に1本は走っていて、学校にも好きな時間に行くことができた。学校終わりに友達とカフェに行って勉強したり、買い物に行ったり、とても楽しく過ごすことができた。
ブライトンの観光に2つのところに行った。1つは、ブライトンピアーと言われる港だ。海がとても好きなので、港まで行ってきれいな海を見ることができてよかった。ここの近くには、90年も営業しているフィッシュアンドチップスの店もあった。もちろんとても美味しかった。もう1つは、ノース・レーヌというところだ。ヴィンテージの店、おしゃれな店、お土産店、飲食店が道沿いに並んでいる場所だった。見たいものが凝集されているかのようでとても楽しかった。
休日に行った場所
この語学研修では週末が3回あった。ロンドン、アランデル、リバプールとマンチェスターに行った。
ロンドンまではブライトン駅から1時間くらいだった。一緒にホームステイをした日本人とチリ人と行った。インターネットで見た世界に入ったかのようだった。ロンドンブリッジ、ビッグベン、ロンドンアイ、バッキンガム宮殿を見た。ビッグベンは残念ながら改装中の形でしか見ることができなかった。冬で曇ったり雨が降ったりしていたため、観光客はそこまで多くなかった。ロンドンは全ての場所が歴史を感じさせるものばっかりでとても綺麗だった。1日の観光ロンドンを見つくすことはとても不可能だった。
4 ロンドンへの観光
アランデルへは、学校の先生と他の留学生と一緒に行った。小さな修学旅行のような感じだった。すごく田舎な場所であったが静かでいい場所だった。アランデルの大聖堂を見て、クリームティーを食べた。アランデル大聖堂はすごく大きくてイギリスの物語に出てきそうな建物だった。曇っていたがすごくステンドグラスがきれいだった。教会に馴染みのない私にとってはすごく新鮮できれいなところだった。クリームティーはイギリスのアフタヌーンティーのようなお菓子だ。コーヒー又は紅茶と、ジャムやクロテッドクリームと言われる少し固めのクリームをスコーンにのせて食べる。スコーンの味がとてもおいしくて何も乗せる必要がなかったが、ジャムとクリームをのせてもやはりおいしかった。イギリスで食べたもののなかで一番おいしかった。また、以前は教会出会った場所で骨とう品も見つけることができた。ロンドンよりもイギリスの歴史を感じることができる場所であった。旅の最後にみんなで夜ご飯も食べた。すごく楽しい旅だった。
5 学校のみんなでアランデル
リバプール、マンチェスターは、旅行会社を利用して行った。本来の料金よりも5000円以上安かったため参加した。学校のタイ人、トルコ人、チリ人の留学生と一緒に4人で参加した。ベンツのバスで完全ガイド付きの1泊2日のツアーだった。1日目はリバプールに行った。すごく大きな町でびっくりした。ビートルズにゆかりのある町でビートルズが行った場所やビートルズの博物館に行った。大きなサッカーのスタジアム、水辺の観光地、テートリバプール、ビートルズが通った飲み屋街も行った。ビートルズの博物館では、ビートルズのメンバーが高校生のときから有名になるまでの歴史を知ることができた。2日目の朝は大きな湖へ行き遊覧船に乗った。寒かったがとてもきれいだった。マンチェスターでも、マンチェスターユナイテッドのスタジアムを見た。こちらもとても大きかった。マンチェスターでは、ショッピング街のようなところに行ったり、小さい教会のようなところを見たりした。ショッピング街では、私のバイト先であるのユニクロを見つけてすごくびっくりした。リバプールとマンチェスターの旅行は本当に楽したった。
6 リバプールとマンチェスター
イギリスでの1か月はとても有意義なものとなった。英語を上達させることはもちろん、友達にも恵まれ夢のような生活を送ることができた。いつか機会があったらまたイギリスに行きたい。