2016年3月6日から3月27日の3週間にわたり、南オーストラリア教育庁にて教育研修が行われました。
この研修は、南オーストラリア教育庁との協定の締結により実現しました。
本学の、教員又は教育に携わることをを目指す学生たちのため、海外ではどのような教育が行われているのか、
日本の教育で海外の子供たちに伝わるのか、など、異文化理解・教育を柱に研修を行いました。
実際に、指導案を日本語で作成し、その後英語で作成。これが思うように行かず、研修の前から、沢山の課題が見えてきました。
そもそも、「オーストラリアでは、日本語教育が取り入れられているが、現地のの小学生がどの程度理解しているのか」
「授業中、ネイティブの英語で質問攻めにあったらどうしよう」
「私たちの英語は現地の子供たちに理解してもらえるのだろうか」
実際に、教壇に立つと言うことだけで緊張、不安が襲ってくるのに、オーストラリアの教壇に、しかも英語で立つことを想像するだけで、学生たちの不安は計り知れないものがありました。
日に日に増していくプレッシャーと戦いながら、現地の小学生に楽しんでもらいたい!日本の文化に興味を持ってもらいたい!と半年間、試行錯誤を繰り返し、出発しました。
本学の後藤教授引率の元、ウェストミンスター小学校、ローズパーク小学校、セバトン語学学校、アデレード大学、でお世話になりました。
現地では、毎日、現地の先生方、本学の先生と反省会を行い、現地の教育、日本の教育を一度に学修することが出来ました。
帰国後、大学内で報告会を行い、実際に模擬授業を行いました。先生は、何処の国でも先生。帰国後は学生達が立派な先生に見えました。