海外教育研修(オーストラリア)の様子 後編

2024年2月28日~3月10日の日程で行われた海外教育研修(オーストラリア)の様子、後半をお届けします。

後半は、参加学生からのレポート形式でお伝えします。

参加学生Aさん
いよいよ今週から Coromandel Valley 小学校での実習が始まりました。
校内ですれ違う時に、子どもたちが笑顔で「Hi」または「こんにちは」とあいさつしてくれたり、遊びに誘ってくれたりと、日本から来た私たちを温かく迎え入れてくれています。
月曜日に現地の日本人の先生による「Japanese」の授業を見学し、火曜日から「だるま」を教材とした授業と、多義語の「大丈夫」を教える授業を行いました。
初回の授業は、子どもに指示がなかなか伝わらず思うようにできなかったのですが、反省を生かし2回目の授業では、自分たちのペースで授業を進めることができました。
だるまに願い事を書いたり、ロールプレイをしたり、子どもたちも私たちも楽しく活動に取り組むことができました。
次回は、さらに授業を進化させられるよう頑張りたいと思います!

 

参加学生Bさん
先週(2/26-3/1)は Coromandel Valley 小学校にて教育実習を行いました。3・4年生と5年生のクラスで折り紙のだるまを教材とした授業を1週間で合計7回させていただきました。はじめはとても緊張しましたが、回を重ねるごとに緊張もなくなり、とても楽しく授業をすることができました。また、現地の日本人の先生にアドバイスをいただきながら、授業を改善していく中で、自分自身の成長に気づくこともできました。
2/29(木)の夕食は、1週目にお世話になったThebarton Senior Collegeの先生とイタリアンのお店に行きました。その後、Fringe Festivalに行き、とても楽しい時間を過ごせました。
先週の日曜日(2/25)はハレット・コーブ・ビーチに行きました。暑い中たくさん歩いて疲れましたが、とても綺麗な海と地層が見られました。
このように、平日は学校で授業をし、休日はビーチに行ったりと観光ができ、とても充実した日々を送れています。
あと1週間頑張ります!

 

参加学生Cさん
今週からまた新しい小学校(Rose Park Primary School)で教育実習を行っています。4年ぶりに現地での国際交流が再開できて、スタッフやこどもたちみんなが私たちの訪問を歓迎してくれています。毎回の授業で盛大な拍手を受けたり、こどもたちが楽しく授業に参加してくれて、とても嬉しいです。授業実践も英語も少しずつ自信が付いてきました
先週の土曜日(3/2)は、南オーストラリア州にある唯一の日本語補習校を見学しました。
私たちが滞在しているアデレードには日本人学校がないため、ここでは毎週土曜日にRose Park Primary School の教室を使い、日本語教育に限らず日本人としてのアイデンティティを確立するための学びの機会を提供しています。
また、今週からはホームステイが始まりました。慣れない生活習慣や英語に戸惑いながらも、温かいホストファミリーと楽しい時間を過ごせています!

 

参加学生Dさん
2週目(2/26-3/1)はCoromandel Valley小学校で、そして3週目(3/5-3/8)はRose Park 小学校で教育実習を行いました。最初の授業では緊張してしまい、こどもに指示が通らなかったり思うように進めることができなかったりしましたが、先生方からのフィードバックや学生同士での協力で改善を重ね、より伝わりやすい、理解しやすい授業を行うことができました。想像以上にこどもたちの反応がよく、こどもから活力をもらい、ときには助けられながら授業をやりきることができました。非常に実のある経験と思い出になりました。
休日や放課後は自由時間として、カフェや観光地巡りをしました。オーストラリアでは、チェーン店より個人経営のカフェが主流で、現地の人の”推しカフェ”を訪れるのがとても楽しかったです。
(豆知識)日本のアイスコーヒーをここでは”iced long black”と呼ぶようです。ここのアイスコーヒーは酸味が強く、店によって味が異なるので、カフェ巡りを通してオーストラリアを楽しむことも最高です!
ホストファミリーとの思い出もたくさんあります。ビーチバレーをしたり、観光地のWaterfall Gully に行ったり、丘に登りに行ってコアラとカンガルーを見たりと、日本では体験できないような日々を過ごすことができました。
異国で授業をするという不安を抱えていた出発前の自分と比べ、この3週間で多くの面で成長できたと感じられる日々を過ごすことができました。このプログラムに参加することができて良かったと思います。