2024年7月3日から13日まで、本学の協定校である台湾の長栄大学から、10名の学生が短期研修で本学に2週間滞在しました。
今年春に実施した「台湾異文化研修」で、本学の学生たちは長栄大学を訪問しており、学生同士はすでに一緒に学修をしているため、初日から交流が活発で充実していました。
研修のスケジュールは学生たちが企画し、初日は自己紹介やキャンパスツアー、時期行事に関連して、お互いの国の七夕ぶんかの比較などを行いました。夜は歓迎会として地元のお好み焼き店で食事を楽しみました。台湾の学生たちは、初めての日本での学びを本学で始めました。
翌日は、午前中は座学で、高崎だるまや富岡製糸について学び、午後には前橋市内でフィールド学習を行いました。前橋市と台南市のゆかりを探る学習では、前橋出身で台南市長を務めた羽鳥又男について学び、前橋市の珊瑚寺を訪れ、彼の胸像を見学しました。
週末に行われていた前橋七夕まつりでは、浴衣の着付けを体験し、日本文化に触れる貴重な機会に台湾の学生たちは大喜びでした。
別の日は、共愛小学校を訪問し、朝の礼拝に参加しました。その後、5年生の国際理解クラスで台湾についての授業を行いました。午後は共愛高校を訪問し、これから海外研修で台湾への渡航を予定している45名の生徒に、台湾文化と現地で使える中国語の授業を行いました。高校生たちは、観光地情報や中国語に興味津々で、多くの質問をしていました。
研修最終日は群馬県ツアーで締めくくり、富岡製糸や伊香保温泉などを訪れました。学生たちは台湾の学生に群馬の魅力を紹介しました。台湾の学生に日本や群馬の文化を紹介することを通じて、彼らの新たな学びや発見にもつながりました。
長栄大学の皆さん、次は台湾でお会いしましょう!